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生命力あふれる無農薬・無化学肥料の農産物を岩手から

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育てる想い

私達は、この山あいの農園が「まわりの自然環境と調和した持続可能な生活圏」としての一つの具体的な姿を実現していきたいという願いとともに、日々の暮らしを通じて様々なチャレンジを続けています。

そのなかでも無農薬・無化学肥料でおこなう自然農法による『食べ物』づくりは大事な仕事の一つです。幸いなことに、私達の住む岩手県花巻市東和町では農薬の空中散布が行われていません。しかも私達の農園は隣接している慣行農法の農地からはある程度の距離があり、その農家も低農薬栽培を心掛けてくれています。田んぼに導きいれる水は、周辺の雑木林に降りそそいだ雨水が集まる溜池からのものだけです。

そのため田んぼの水の中にはドジョウ、フナ、タガメ、ヤゴ、カエルなどの生き物達が所狭しとひしめきあっています。春の訪れを知らせるカジカガエルの鳥のような鳴き声に始まり、初夏にはホタルが乱舞し、真夏のカエルの大合唱はまるで稲の成長への応後歌のようです。そして秋には赤トンボが青空を埋め尽くさんばかりです。家の納屋に毎年巣をつくってくれるツバメが田んぼの上でヒラリヒラリと虫をついばんだり、毎年溜池に住みつくカワセミが田んぼのドジョウやフナを狙って稲木にじっとしていたりと、だんだんと田んぼの風景も賑やかになってきています。

こんな恵まれた自然環境を壊すことなく、むしろもっと豊かな空間に育てていきたい』。そんな願いから、単に「農薬や化学肥料を使用しない]ということにこだわるだけでなく、素性の知れない有機質肥料、環境ホルモンとして作用してしまう物質を発生させるビニール類や、農業機械もできるかぎり利用を控えるように努力しています。具体的には、米ぬかや白然養鶏からの鶏糞やカキガラを最小限補給するアイガモやコイの力を借りた不耕起栽培が中心となります。

自然乾燥のため、お日様の恵みもたっぷりあびています。稲が本来かねそなえている生命力を充分に発揮してもらうように育てたお米ですので、自然のエネルギーがいっぱい詰まっている、本当の意味で『命の源』となりえるようなご飯だと自負しています。ゆっくりとかみしめて、そのウマミとアマミを味わってみて下さい。